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P/Fどれくらいー??

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皆さんおはようございます🙂
お仕事どうでしょうか?
もうすぐ4月ですね。
僕は今のところメンタルはやられず、コロナ患者対応頑張っております。
僕の病棟では、重症のCOVID-19感染患者しか入院を取りません。
つまり、呼吸器管理が必要な患者、ECMOが必要な患者ですね。
ほとんどの人が知っていると思いますが、一応重症度分類のおさらいをしましょう。

COVID-19感染症の重症度分類

軽症・・・酸素投与を必要としない
中等症・・・酸素投与が必要
重症・・・呼吸器管理が必要

ざっくりとこんな感じですね。
もう少し詳しい分類を知りたい人は、ググってみるといいですよ😊

ではでは仕事の話に戻りますね〜。
重症患者では肺炎の改善に伴い、呼吸器の設定もうまく調整していきます。
これをウィーニングって言います。
意味は簡単にいうと「呼吸器から離脱していく」という感じです。
そのウィーニングしていく判断として必要な要素の1つがP/F比なのです!
読み方として実際は「”ピーエフ”どうでしたー?」みたいな感じで使います🙂

P/F比(PaO2/FiO2)

動脈血酸素分圧(PaO2)吸入酸素濃度(FiO2)の比で、肺でのガス交換(酸素化)の指標の1つとして使います。

400以上・・・正常
200〜300・・・軽度ARDS
100〜200・・・中等度ARDS ←呼吸器管理が必要となってくる
100以下・・・重度ARDS ←ECMOが必要となってくる

呼吸器?ECMO??ARDS???
色々単語が出てきておりますが、このブログではゆる〜く理解することが目的😌
ざっくりいうと、P/Fの値が低下すればするほどやばい!ってことです。
この値をみて呼吸器のFiO2を上げたり下げたりするので、看護師も理解しておくとgoodです!

PaO2は血ガスからわかります。
FiO2は呼吸器の設定を見ればいいですね。
なので勤務開始時に、P/Fをさらっと計算して、肺の酸素化能が横ばいなのか、悪化してるのか、良くなっているのか、自分の頭の中で考えておくのは大事ですね👍
FiO2が100%でP/Fが100以下だったら、もしかしたら緊急でECMO始めるかもな〜とか考えておくと、いざというとき焦らずに動けるかもしれません🙂
先生から急に「P/Fどうやったー?」とか、聞かれることもあるので、そこでパパッと言えたら良いですよね😎

ではでは、この辺で〜👋